ウエストランドの河本太さんといえば、相方の井口浩之さんとともにM-1グランプリ2022で優勝し、一躍人気者となった芸人さんです。しかし、その一方で「クズ」や「ポンコツ」といった厳しい評価も受けています。なぜ河本さんはそのように言われてしまうのでしょうか。また、意外な才能があるという噂も。今回は、河本さんの知られざる一面に迫ってみたいと思います。
ウエストランド河本のプロフィールと経歴
河本太の基本情報
河本太さんは1984年1月25日生まれの岡山県津山市出身です。現在40歳になります。身長は175cm、体重は非公開となっています。
ウエストランドとしての活動
河本さんは中学・高校の同級生である井口浩之さんと2008年11月にウエストランドを結成しました。フリーで活動を開始し、オーディションライブから預かり期間を経て、2011年にタイタン所属となりました。
2013年4月には「笑っていいとも!」のレギュラーに抜擢され、最終回まで不定期で出演。2012年から3年連続で「THE MANZAI」認定漫才師に選出されるなど、着実にキャリアを積み重ねてきました。
そして2022年、ついにM-1グランプリで優勝を果たし、18代目王者となったのです。
クズと言われる理由:数々のやらかしエピソード
酒癖の悪さが原因のトラブル
河本さんがクズと言われる最大の理由は、その酒癖の悪さにあります。2024年4月20日、河本さんは品川駅付近でタクシー運転手とトラブルを起こしました。
事の発端は、酔っ払った河本さんがタクシーに乗ろうとしたところ、乗車拒否されたと勘違いしたことでした。怒った河本さんはタクシーの車体を蹴り、降りてきた運転手ともみ合いになってしまったのです。
さらに驚くべきことに、河本さんは運転手の腕に噛みついたそうです。その結果、河本さん自身の歯が3本も折れてしまいました。この事件は警察沙汰になりましたが、幸い事件化はされませんでした。
しかし、これは氷山の一角に過ぎません。河本さんの酒癖の悪さは芸人仲間や関係者の間でも有名だったようです。
遅刻や仕事のトラブル
河本さんの問題行動は酒の席だけに限りません。仕事面でも様々なトラブルを起こしているようです。
たとえば、翌日に仕事があるにもかかわらず飲酒し、遅刻や無断欠勤をすることがあったそうです。これは芸人としてのプロ意識の低さを示すものとして、批判の対象となっています。
また、ネタの練習をしないという話も。相方の井口さんが一生懸命ネタを書いているのに対し、河本さんは練習に身が入らないようです。
家族や周囲への迷惑行為
河本さんの問題行動は、家族や周囲の人々にも及んでいます。
過去には「毎日飲み歩いていたら奥さんが子供を連れて出て行ってしまった」という話を本人が語っていましたが、実際は子育てに疲れて実家に帰っていただけだったそうです。
このように、河本さんは話を大げさに盛ることがあるようです。相方の井口さんによると、河本さんには「やばい奴と思われたい」「やばいやつ=芸人として優秀なやつだと思っている」という傾向があるとのこと。
相方や事務所への影響
井口浩之との関係性
河本さんの問題行動は、当然ながら相方の井口さんにも影響を与えています。
井口さんは河本さんのことを「酒癖がめちゃくちゃ悪い」と評しています。また、ネタ作りや練習に関しても、ほとんど井口さん一人で頑張っているような状況のようです。
さらに、河本さんの遅刻や無断欠勤によって、井口さんが一人で仕事をこなさなければならないこともあったようです。
タイタン所属と太田光代社長とのエピソード
河本さんの問題行動は所属事務所タイタンにも及んでいます。特に衝撃的なのが、太田光代社長を抱こうとしたというエピソードです。
飲み会の席で、酔っ払った光代社長をベッドまで運ぶよう頼まれた河本さん。しかし、ベッドまで運んだ後、そのまま光代社長に覆いかぶさろうとしたのです。マネージャーに止められましたが、この行為は社長に対する重大な失礼にあたります。
光代社長は今でも河本さんを警戒しているそうで、胸の開いた服を着ているときは河本さんからの視線を感じるとのこと。これは職場におけるセクハラとも取れる行為です。
意外な才能と評価される一面
DIYやキャンプの腕前
ここまで河本さんの問題行動を見てきましたが、実は彼には意外な才能もあるのです。
その一つがDIYやキャンプの腕前です。河本さんは手先が器用で、DIYが得意だそうです。キャンプの際にも、テントの設営や火おこしなどを手際よくこなすそうです。
この才能は、芸人としての活動とは全く異なる分野での評価につながっています。
リフォーム業での活躍
河本さんの意外な才能は、リフォーム業での活躍にも表れています。
実は河本さん、M-1グランプリ優勝前はリフォーム会社でアルバイトをしていました。その腕前は相当なもので、会社からも高く評価されていたそうです。
驚くべきことに、M-1優勝後も人手不足の際には手伝いに行っていたそうです。ある時などは、夜中に水漏れの修理に出動したこともあったとか。
この話を聞いた明石家さんまさんも「そりゃ夜中にウエストランドが来るとは思わんよな」と驚いていました。
音楽やドラムの才能
河本さんには音楽の才能もあるようです。特にドラムが得意だそうで、事務所のプロフィールにも特技として記載されています。
中学時代には名門の吹奏楽部に所属していたという経歴もあります。この経験が、現在の音楽的な才能につながっているのかもしれません。
ウエストランド河本の今後と課題
酒癖改善への取り組み
タクシー運転手とのトラブル後、河本さんは断酒を誓いました。
太田光代社長によると、河本さんは「中ジョッキ3杯目からおかしくなる」タイプだそうです。本来なら飲酒を控えるべきタイプの人間だったのかもしれません。
現在、河本さんは断酒に向けて努力しているようです。しかし、光代社長は「信用できない」と述べており、治療も検討中だとのこと。
河本さん自身も「今のところ飲んでいない。この先も飲まないようにしたいが、誰も信じてくれない」と語っています。断酒の継続が、河本さんの最大の課題と言えるでしょう。
芸人としての評価と期待
河本さんの問題行動は多々ありますが、M-1グランプリ優勝者としての実力は疑いようがありません。
今後は、酒癖の改善とともに、芸人としての自覚と責任を持つことが求められます。特に、ネタ作りや練習に対する姿勢を改善する必要があるでしょう。
また、事務所からのペナルティとして、これまで行っていた相方の井口さんとのギャラ折半が解消されることになりました。これにより、河本さんは自身の稼ぎに対してより責任を持つことになります。
さらに、今回のトラブルについて、河本さん自身が説明する機会を設けるとのこと。この機会を通じて、ファンや関係者に対して誠意ある対応を示すことが期待されています。
まとめ
ウエストランド河本さんは、酒癖の悪さや仕事への姿勢などから「クズ」と評される一面がある一方で、DIYやリフォーム、音楽など意外な才能も持ち合わせています。今後は断酒を継続し、芸人としての自覚と責任を持って活動していくことが求められます。河本さんの更なる成長と活躍に期待しましょう。