最新エンタメとライフハックのWebメディア

新幹線指定席チケットで自由席に乗るとバレる?知っておくべきこと

新幹線指定席チケットで自由席に乗るとバレる?
  • URLをコピーしました!

新幹線に乗る時、指定席と自由席のどちらを選ぶか迷ったことはありませんか?指定席のチケットを持っているのに、自由席に座ってしまうこともあるかもしれません。でも、これって本当にバレるのでしょうか?バレたらどうなるの?気になる人も多いはず。今回は、この疑問にお答えします。

目次

指定席チケットで自由席に乗るとどうなる?

バレる可能性は高い

新幹線の指定席チケットを持って自由席に乗ると、バレる可能性はかなり高いです。なぜなら、新幹線では定期的に車掌さんが巡回してチケットをチェックするからです。指定席チケットには乗車する列車の番号、時間、座席番号が記されています。これらの情報と実際に座っている席が一致しないと、すぐに気づかれてしまいます。

例えば、東京駅から新大阪駅まで行く予定で指定席チケットを買ったのに、急いでいたから自由席に座ってしまった場合。車掌さんがチケットをチェックする時、「あれ?このチケットは指定席のものですね」とすぐに指摘されるでしょう。

車掌さんのチェックが厳しい

新幹線の車掌さんは、乗客の安全と快適な乗車を守るために、とても丁寧にチケットをチェックします。自由席に座っている人のチケットも、もちろんチェックの対象です。指定席チケットを持っているのに自由席に座っていると、すぐに気づかれてしまいます。

車掌さんは、乗客の数や座席の状況を常に把握しています。そのため、指定席チケットを持っている人が自由席に座っていると、すぐに気づくのです。「空いているから大丈夫だろう」と思っても、実はしっかりとチェックされているのです。

バレたらどんな問題が起きる?

追加料金を請求される可能性

指定席チケットで自由席に乗っていることがバレると、追加料金を請求される可能性があります。これは、指定席と自由席の料金差だけでなく、ペナルティとしての追加料金が加算されることもあるのです。

例えば、東京から名古屋までの新幹線で、指定席チケットを持って自由席に乗っていた場合。通常期なら530円の差額を支払うだけで済むかもしれません。しかし、繁忙期だと730円、最繁忙期には930円の差額が生じます。さらに、ペナルティとして数千円の追加料金を請求されることもあるのです。

次の駅で降ろされることも

最悪の場合、次の停車駅で降ろされてしまう可能性もあります。これは、指定席チケットで自由席に乗ることが、鉄道営業法違反に該当する可能性があるからです。

鉄道営業法第29条では、有効な乗車券を持たずに乗車すること、乗車券の表示よりも優等の車両に乗車することを禁じています。指定席チケットで自由席に乗ることは、この法律に違反する可能性があるのです。違反した場合、2万円以下の罰金が科される可能性もあります。

なぜ指定席から自由席への変更はダメなの?

座席の管理システムの問題

新幹線の座席は、精密な管理システムによって運営されています。指定席は事前に予約された座席であり、その情報はシステムに登録されています。一方、自由席は先着順で座ることができる席です。

指定席から自由席に勝手に移動すると、このシステムに混乱が生じてしまいます。例えば、指定席を予約した人が乗車してきたときに、その席が空いていないという事態が起こる可能性があります。これは、新幹線の円滑な運行を妨げる原因になってしまうのです。

他の乗客への影響

指定席から自由席への無断移動は、他の乗客にも影響を与えます。自由席を利用しようとしている乗客の座る場所が減ってしまうからです。

例えば、混雑している時間帯に指定席チケットを持っている人が自由席に座ってしまうと、本来自由席を利用しようとしていた人が座れなくなってしまいます。これは、公平性の観点からも問題があります。

また、指定席を予約した人が乗車してきたときに、その席が空いていないという事態が起こると、トラブルの原因にもなりかねません。新幹線の快適な乗車環境を維持するためにも、指定席と自由席は厳密に区別されているのです。

指定席から自由席に変更したい時はどうする?

窓口での変更手続き

指定席から自由席に変更したい場合は、必ず窓口で正式な手続きを行う必要があります。駅のみどりの窓口や指定席券売機で変更手続きができます。

手続きの流れは以下のようになります。まず、窓口で「指定席から自由席に変更したい」と伝えます。次に、現在持っている指定席チケットを提示します。そして、自由席特急券との差額を精算します。この手続きを行うことで、正式に自由席を利用することができます。

料金の差額について

指定席から自由席に変更する場合、通常は差額が返金されます。しかし、変更手数料がかかる場合もあるので注意が必要です。

例えば、東京から新大阪までののぞみ号を利用する場合、通常期の指定席特急料金は5,810円です。一方、自由席特急料金は5,280円です。差額は530円になります。しかし、変更手数料として220円がかかるので、実際の返金額は310円になります。

繁忙期や最繁忙期は差額が大きくなりますが、その分返金額も増えます。ただし、列車出発の直前に変更する場合は、返金されないこともあるので注意しましょう。

自由席を上手に利用するコツ

早めに並んで確実に座る

自由席を利用する場合、早めに駅に到着して並ぶことが大切です。特に混雑が予想される時期や時間帯は、余裕を持って行動しましょう。

例えば、お盆や年末年始などの長期休暇時期は、自由席に座るのが難しくなります。このような時期に自由席を利用する場合は、列車の出発時刻の30分前、場合によっては1時間前に駅に到着するくらいの余裕が必要です。

また、始発駅から乗車するのも効果的です。東京駅や新大阪駅など、新幹線の始発駅から乗れば、座れる確率が格段に上がります。途中駅から乗車する場合は、さらに早めの到着が必要になるでしょう。

空いている時間帯を狙う

自由席を利用する際は、比較的空いている時間帯を狙うのも良い方法です。一般的に、平日の昼間や夜遅くの時間帯は比較的空いていることが多いです。

例えば、東京から大阪へ向かう場合、朝の7時から9時頃や、夕方の17時から20時頃は混雑しやすい時間帯です。これらの時間帯を避けて、10時以降や14時から16時頃の間に乗車すれば、座れる確率が高くなります。

また、週末や祝日前後は混雑しやすいので、可能であれば平日の利用をおすすめします。ビジネス利用が少ない土日の日中も、比較的空いていることが多いです。

意外と知らない?新幹線座席の豆知識

指定席と自由席の設備の違い

新幹線の指定席と自由席は、基本的な設備に大きな違いはありません。しかし、細かい点で異なる部分もあります。

例えば、東海道新幹線の場合、指定席には座席の背もたれに小さなテーブルが付いています。一方、自由席にはこのテーブルがありません。また、指定席の方が座席のリクライニング角度が大きいことが多いです。

電源コンセントの有無も違いの一つです。多くの新幹線では、指定席にはほぼ全ての座席に電源コンセントが設置されています。しかし、自由席では設置されていない場合や、一部の座席にしか設置されていない場合があります。

グリーン車との比較

グリーン車は、普通車の指定席や自由席とは大きく異なります。まず、座席の広さが違います。グリーン車の座席は、普通車よりも幅が広く、座席間の間隔も広くなっています。

例えば、東海道新幹線のグリーン車は、座席の幅が約60cmあります。普通車の座席幅が約45cmなので、かなりゆったりとした空間になっています。また、座席間の間隔も普通車の80cmに対し、グリーン車は100cm以上あります。

設備面でも違いがあります。グリーン車には、フットレストや読書灯、大型のテーブルなどが装備されています。さらに、車内販売のサービスも充実しており、ドリンクサービスなども受けられます。

ただし、これらの快適さと引き換えに、グリーン車の料金は普通車よりもかなり高くなります。例えば、東京から新大阪までのグリーン車料金は、普通車の指定席と比べて約5,000円ほど高くなります。

まとめ:ルールを守って快適な新幹線旅を

新幹線の指定席チケットで自由席に乗ることは、バレる可能性が高く、様々な問題を引き起こす可能性があります。追加料金を請求されたり、最悪の場合は途中下車を求められることもあります。

指定席から自由席に変更したい場合は、必ず窓口で正式な手続きを行いましょう。自由席を利用する際は、早めに並んだり、空いている時間帯を狙うなどのコツを活用すると良いでしょう。

新幹線は、ルールを守って利用することで、誰もが快適に旅行を楽しめる素晴らしい交通手段です。正しい知識を持って、楽しい旅行にしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次