ラランドニシダさんの父親が大企業の社長だという噂や、親との不仲説が話題になっています。芸人として活躍するニシダさんの意外な家庭環境に、多くの人が興味を持っているようです。この記事では、ニシダさんの家族関係や経歴、そして父親の職業について詳しく見ていきます。
ラランドニシダのプロフィール
経歴と芸人としての活動
ラランドニシダさんは、1994年7月24日生まれの山口県出身の芸人です。相方のサーヤさんと共に、お笑いコンビ「ラランド」として活動しています。二人は上智大学のお笑いサークルで出会い、2014年5月にコンビを結成しました。
ニシダさんは、独特なキャラクターと芸風で注目を集めています。特に「クズ芸人」としての立ち位置が話題を呼んでいます。2019年11月には、まだアマチュア時代にM-1グランプリの準決勝に進出し、一気に注目を集めました。
出身や学歴
ニシダさんの学歴は少し複雑です。上智大学外国語学部イスパニア語学科に入学しましたが、一度退学しています。その後、再入学を果たしますが、再び退学。結局、7年間かけて最終的に中退しています。
この大学生活の紆余曲折が、後の親との関係に大きな影響を与えることになります。ニシダさんは、大学在学中に何も言わずにお笑い芸人になったことも、親との関係悪化の一因となったようです。
ラランドニシダの父親について
父親の職業と会社
ニシダさんの父親は、大手企業UBE株式会社(旧・宇部興産)の代表取締役専務執行役員を務めています。UBE株式会社は、化学や機械分野で世界的に活動する大手企業です。
ニシダさんの父親である西田祐樹さんは、1962年生まれで、広島大学大学院工学研究科応用化学専攻の博士課程前期を修了しています。1987年にUBE株式会社に入社し、さまざまな部署で経験を積んできました。
父親の年収や社会的地位
UBE株式会社の役員としての父親の年収は、推定で数千万円規模と言われています。2024年3月期の取締役13名の報酬総額が約3億1,800万円と公表されていることから、かなりの高額所得者であることが推測されます。
父親は化学分野を中心に長年にわたって活躍し、2016年には専務執行役員に昇進。2024年6月には代表取締役専務執行役員に就任しました。この肩書きからも、会社内で非常に重要な立場にいることがわかります。
ラランドニシダと親との関係
絶縁状態になった経緯
ニシダさんと親との関係悪化は、主に二つの理由があるようです。一つは大学を2度退学したこと、もう一つは親に相談せずにお笑い芸人になったことです。
父親からは「家の敷居をまたぐな」「お笑いをやるのは恥さらし」とまで言われてしまったそうです。父親は会社員で真面目な性格だったため、息子の選択を受け入れられなかったのかもしれません。
母親との関係
母親との関係も決して良好とは言えないようです。ニシダさんは母親とも何年も会っていないそうです。母親は父親以上に厳しい態度を取っているようで、「お父さんは許しても、私は許さない」というメッセージをマネージャー経由で送ってきたこともあります。
母親は、ニシダさんの活動をチェックしているようですが、直接の連絡先をブロックしているため、マネージャー宛に連絡が届くそうです。「バカでだらしない息子を世に出した自分の至らなさを痛感している」と嘆いているとのことです。
父親との関係改善の兆し
しかし、完全に関係が断絶しているわけではないようです。以前、テレビ番組でニシダさんの父親から「時々見ている。頑張ってほしい。たまには帰って来なさい」という温かい手紙が紹介されました。
ただし、ニシダさん自身はこの手紙の真意を疑っているようで、まだ絶縁状態は続いているようです。それでも、父親からのメッセージは関係改善の可能性を示唆しているかもしれません。
ラランドニシダの実家事情
裕福な家庭環境
ニシダさんの実家は、かなり裕福だったようです。父親が大企業の役員を務めていることからも想像できますが、具体的なエピソードもいくつか明らかになっています。
例えば、ニシダさんが一人暮らしを始めた時には、親から100万円ものお金を入れてもらったそうです。また、高額なスマホ代(15万円)、税金、カードの請求なども、絶縁状態になってからも親が払い続けてくれているとのことです。
帰国子女としての経験
ニシダさんは幼少期、父親の仕事の関係でドイツやスペインで暮らした経験があります。現地の日本人学校に通っていたそうで、この海外生活が彼のユニークな個性の形成に影響を与えているかもしれません。
この経験は、後に上智大学外国語学部イスパニア語学科に進学することにもつながったのでしょう。しかし、皮肉にもこの大学生活が親との関係悪化のきっかけとなってしまいました。
ラランドニシダの家族構成
妹の存在と関係
ニシダさんには7歳年下の妹がいることが明らかになっています。2025年現在、妹さんは24歳前後と推測されます。
しかし、ニシダさんは妹とも何年も会っていないそうです。さらに、妹さんは周囲に自分が一人っ子だと話しているとのこと。年齢差もあり、小さい頃からあまり一緒に遊んでいなかったようです。
ニシダさんが「クズ芸人」として活動していることも、妹との距離を広げる一因になっているかもしれません。家族全体との関係修復が課題となっているようです。
ラランドニシダの金銭トラブル
親からの金銭的支援と問題
ニシダさんは、親との絶縁状態にもかかわらず、金銭的な支援を受け続けているようです。しかし、これが新たな問題を引き起こしています。
例えば、ニシダさんは親をだまして定期的に数十万円を振り込んでもらっているという告白をしています。緊急でお金が必要な時だけ、父親に「お金少し助けてもらえますか」とショートメールを送り、金額は書かずに緊急事態感を出して振り込んでもらっているそうです。
この行動は、母親の怒りを買っているようで、マネージャー宛てのメールで「これ以上調子に乗るなら後悔することになる」と警告されたこともあります。
ラランドニシダの今後の展望
芸人としてのキャリア
ニシダさんは、「クズ芸人」としての立ち位置を確立し、テレビやYouTubeで活躍しています。2020年9月には冠ラジオ番組「ラランド・ツキの兎」がTBSラジオでスタートし、メディアでの露出も増えています。
また、芸人としてだけでなく、俳優としても活動の幅を広げています。「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(読売テレビ・日本テレビ系)や「なれの果ての僕ら」(テレビ東京系)といったドラマにも出演しています。
親との和解の可能性
親との関係修復は、ニシダさんにとって大きな課題となっています。テレビ番組で滝行に挑戦した際には、「反省して全部水に流してここから頑張っていく」と宣言し、母親に電話をかける場面もありました。
しかし、母親からは「他にも反省することあるでしょ」と厳しい言葉が返ってきました。それでも、ニシダさんが公の場で親との和解を模索する姿勢を見せたことは、今後の関係改善につながる可能性があります。
まとめ
ラランドニシダさんの家族関係は複雑で、特に父親との関係が注目を集めています。父親がUBE株式会社の代表取締役専務執行役員という高い地位にいることや、ニシダさんの大学中退、お笑い芸人への転身が家族との不和を生んでいます。しかし、金銭的な支援は続いており、完全な絶縁状態ではないようです。今後、芸人としてのキャリアを積みながら、家族との関係修復にも取り組んでいくことが期待されます。